夏の庭


Summer Garden


嫁海さま
ソーダ水が弾ける時にはもう遅かった / じとりとした夏の日の笑顔 / 冷たい向日葵 / 夏懐 / つまり入道雲に手を伸ばしたかったのである / 夕暮れる / 太陽と蒼穹の追い撃ち / 水の中で酸素を吸い込む / なつ、きみ、すき、きす


汐屋さま
アスファルトに俯く向日葵 / 呼吸すらも原色だね / ワンピースの裾からちらつく白さについて / 首筋に冷たいものを下さい / 足掻こうともしない僕等は金魚みたいだ / チョコレイト溶けちゃった / 氷が溶けて、私は泣いた / うだる昼の月 / これが幸せの温度だというならば / あなたの撒き散らす夏の匂いが嫌いな私は舌足らずに終末論を口ずさむ


桐谷 もずさま
純情ミッドナイトブルー / 君の事が好きだと気がついたのは去年の夏のこと / 汗ばんだ手で君の左手を握ってみる / はだしで駆け出せサマーガール! / 人混みに紛れてキスをした(それはまるでわたあめのようなキスでした) / ソーダ水、しゅわしゅわ溶けた / 全ては暑さの所為という事で、 / 花火よりもキレイだね、なんてベタな台詞も出てこない / 赤色金魚と黒出目金のラブストーリー / サヨナラサマー、また来年お会いしましょう


海月さま
夏に笑う / 太陽と戦争 / フライハイ! / 彷徨える微熱は / サマーハプニング / ときめく青に溺れて / 世迷い言をぼやく午後 / キラキラひかる君がすき / ブルーハワイに似た切なさ / こんな日があるのも悪くない


和城さま
じーわ、じーわ、陽炎とあそぶ / 水鉄砲は最強無敵の早撃ちさ / ビニールプールと魔法のお庭 / しあわせをみつけたかき氷 / 灼熱の太陽とひまわり畑 / 首筋に伝う汗と涙を忘れない / きみを想った熱帯夜 / 「君にのぼせそう」 / 「キスしてくれたら部活行く」 / 「最高気温は37度だってさ」


海豆さま
きみのせいであつい / 心臓は遠浅にさらわれたまま / 汗が滲む手も もっと ずっと 握った / 麦わら帽子で頬を隠す / 手を伸ばせたら後悔しない / 腐臭が僕をおかしくさせる / おそろいの日焼け痕 / 終わりにばかり焦っている / 高い背のひまわりに隠れて / ラスト・ロスト・サマー


やまとさま
夏だけのヒーロー / 蝉と暮らす一週間 / 日差しレベル強 / 海へ消えたのは誰? / 天体ラジオ / ジンジャーエール / 宇宙にて夜更かし / 星に枷を、唇に嘘を / 逃げましょう、涼しいほうへ / ブルーエッジ


こよみ そらさま
汗で透けてるけど / ブルーハワイ色の舌 / 寝苦しい / 日射病で倒れた / 飛び込み禁止 / 風鈴で思い出す / 夏は引きこもり / あ、溶けた / ひとりキャンプ / 熱雷発生


八散さま
みーんみーん(朝の目覚まし) / さんさん(熱射病にご注意を) / じりじり(汗が止まらない) / ばちゃばちゃ(おニューの水着で) / べとべと(アイスこぼしちゃった) / さわさわ(木陰と風はベストフレンド) / すくすく(もうすぐ追い抜かれちゃう) / ぱちぱち(一緒に線香花火しませんか) / じわじわ(終わったかな、夏の宿題) / きらきら(光に透けた)


服部さま
桃色は消え、まっさらな夏至到来。 / 向日葵とあなたの温度差 / 天の川、風薫る / カシオペアにおねがい / 顔が熱いのは夏のせいだと言い張る / 時々雨だって好きになる / 弾けるサイダーに溺れたい / サマーアイスバケーション / The summer vacation of the bare foot(裸足の夏休み) / 僕らの関係は夏にも負けない


Chaiさま
俺と青春を探しに行かないか / 月明かりの下波打際 / 泥まみれでもまあいいや / 駆け出すマボロシ / お前がいるなら無問題! / 雨止みを待つ沈黙 / 情熱花火 / とある昼下がりの爪痕 / 大雨の日も真夜中も / この足はもう動かない


椿也遼さま
青いプールと輝く水しぶき / 夏色に染まれたのなら / 夏風と共に舞い上がれ / 涼しげな音に陶酔 / 流れる汗も気にしない / 高く飛んでよ、入道雲 / 真っ赤な金魚、真っ赤な頬 / わたしとわたあめ、どっちが甘い? / お囃子が心を弾ませる / 浴衣姿に紛れた私たち



090721~091008